銀座では毎年8月末頃に『銀座震災訓練』を実施しています。
毎年訓練には、地元にお住まいの方々や商店や企業に務める方々が、毎年約4000人以上の多くの方々が参加している避難訓練であり、もちろん我が社にとっても今年も多くの社員が参加させて頂きました。
訓練は都内で震度6強の地震が起きたという想定で、緊急地震速報受信時から発災時の対応訓練・初期消火訓練・応急手当訓練・負傷者搬送訓練・災害状況報告訓練・外来者誘導訓練・帰宅困難者対応訓練等々の訓練内容です。
この訓練は消防法で定められた自衛消防訓練の1回とみなされる為、参加されている方々一人一人が真剣に訓練に参加されており、上空にはヘリコプターが飛び、中央通りに自衛隊の車が走るなど、訓練とは思えない迫力を感じました。今回私は消火器の放出訓練を体験させて頂き、改めて初期消火での効果や重要性を痛感しました。
銀座の街は「地区内残留地区」に指定されています。
銀座の建物は倒壊の可能性が極めて低く、耐火構造の建物がほとんどなので火災が発生したとしても延焼の危険性が少ない地域なのです!
つまり震災が起きた時、銀座にいれば安心・安全の可能性が高い地区なのです。
最近は、いつどこで震災が起きてもおかしくありません。しっかりとした準備と、正しい知識を備えていることが大切だと感じました。
また、今回は節目の第35回という事もあり同日に設定されました「帰宅困難者水上バス利用避難誘導訓練」にも参加してきました!
東日本大震災では交通機関が乱れ、東京都にも多くの帰宅困難者を発生させました。
水上バスは、災害時には救援物資や患者、帰宅困難者を移送する事ができる防災船として活躍します。道路や路線等の陸上交通網が遮断された場合、防災船の役割は非常に重要です。
今回の訓練では実際に水上バスに乗船し、避難経路の確認をしました。
訓練なのですが利用する機会の少ない水上バス…緊張しました。
浜離宮の水上バス乗場まで徒歩で移動
水上バス
水上バスで避難
銀座本店 鈴木・安部川