2019年11月27日

歌舞伎町の移り変わり

私がこの新宿歌舞伎町の支店に異動した5年前、歌舞伎町の中心にある現在の東宝ビルが建設中で夜になると暗く、華やいだ雰囲気がなく少し陰湿な感じのする街でした。この5年で街の中心部である東宝ビルが開業し街全体が明るくなり不夜城の如く夜中から朝方にかけても賑やかで一日中活気がある街になっています。東宝ビル内には、大規模かつ最新の映画館もあり、休日の昼間であれば高校生が普通に来られる街にもなってきました。

歌舞伎町は、観光地としての側面もあり海外からの外国人観光客を多く受け入れています。東宝ビルに入っているホテルもインバウンドの需要が貢献し、ほぼ満室状態が続いているとの事です。

東宝ビルの成功もあり、東宝ビルの近くにあるミラノ座跡の再開発に東急電鉄が自ら主体となりホテル、劇場、映画館、ライブハウスを兼ね備えた地下5階地上48階の高層ビルを建設する事になりました。竣工は2022年8月との事です。
この建設中のビルは、空港からのリムジンバスが到着するホテル、1500人を収容するライブハウス、850名を収容する劇場、8つのスクリーンを配する映画館の他、シネシティ広場側に屋外ステージと大型モニターを作り、シネシティ広場と一体となったイベントを開催していくとの事です。ビル内だけではなく街全体がより一層の賑わいをみせてくれると思います。

歌舞伎町で働く人間として感じる事ですが、歌舞伎町という活気に満ちあふれた街はそうそうありません。微力ではありますが、この賑わいのある街造りのお手伝いをし、それを実感出来るよう頑張っていきたいと思います。

新宿支店 谷尻

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2019年11月13日

花園神社酉の市

今月も酉の市の季節がやってきました。歌舞伎町の隣にあります花園神社では、関東三大酉の市と呼ばれ酉の市がある日に境内と靖国通り沿いに露店が多く立ち並び人が大変な賑わいをみせます。令和最初の酉の市は、一の酉前夜祭が11月7日(木)、本祭8日(金)、二の酉前夜祭が11月19日(火)、本祭20日(水)となっています。

花園神社のHPに由来が書いてありましたので、ご紹介させて頂きます。

『江戸時代から続く年中行事で、開運招福・商売繁盛を願うお酉さまは、もと武蔵野国南足立郡花又村(今は足立区花畑町)にある鷲神社にその起源があるとされています。

同社のご祭神は日本武尊(ヤマトタケル)で、その昔、東夷討伐の帰路に花又の地に立ち寄り、戦勝を祝したことが縁で、尊が伊勢の能褒野(ノボノ)で亡くなった後、神社を作りお祀りしたと伝えられています。

中世に後三年の役(1083年)が起きると、兄源義家を慕って清原一族平定に向かった新羅三郎義光が、武具を奉納し、戦勝を祈願したことから武神として尊崇されるようになりました。江戸時代になると、日本武尊のご命日といわれる11月の酉の日に、武家は綾瀬川を船で上り、町人は徒歩か馬を使って詣でていました。しかし、江戸より遠かったため、千住の赤門寺で「中トリ」、浅草竜泉寺で「初トリ」が行われ、吉原を背景とする浅草の大鳥さま、大鷲神社と隣接する鷲在山長国寺が繁昌するようになりました(天明8年頃=1788年)。

「酉の市」は関東特有の行事ですが、静岡県浜松でも行われています。かつて徳川家康の駿河国の行事だったものが家康江戸入府とともに伝来したという説もあります。それが前述の起源と結びついて、武神としての信仰から、商人の守り神へと転化されたようです。

日本武尊を祭神とし、尾州徳川家に祀られたと伝わる新宿大鳥神社は、花園神社の境内に鎮座されています。その社紋(神社における家紋)は、「鳳凰の丸」が用いられています。

酉の市には開運熊手守、福財布、破魔矢(あたり矢)が授与されます。新宿の街の発展に伴って参拝する人が増え、浅草お酉さまと並んで山の手随一の賑わいを誇っています。』

弊社でも商売繁盛を願い、毎年熊手を購入しています。
私はというと、露店にて牛串や焼きとうもろこしを買って食べ酉の市を満喫しています。

また、酉の市を迎える頃、急に寒くなりますので師走がすぐそばにやってきたと身にしみて感じます。皆さんも日に日に寒くなる季節なので体調にはお気をつけになってください。

花園神社ホームページ
http://www.hanazono-jinja.or.jp

新宿支店 谷尻

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